Twitterをログアウトした
Twitterはやめたり再開したりを何回か繰り返して、結局8, 9年くらい経った。最近また「もうしばらく見たくない」ゾーンに突入した。
好きなアーティストとかに直接メッセージを送ることができるというのはとても魅力的だ。実際本人が読んでくれているかは知らないがそれでもよかった。これが一番最近のアカウントを作ったときの動機だった。
偶然面白いイベントや記事を発見するのも楽しかった。
月日は流れ、気づけばTwitterは互いを見張り合い、各々が自分の正しさを強くアピールするような場になった。
そういう人も前からいたのかもしれないけど、ここ最近は特に互いを見張り合う日本の「世間」そのものになったように感じている。
対象が何であれ、急に指をさし周囲に向かって大声で「おーい見て見て!この人こんなことしてまーーーす!!皆さんどう思いますかー!?」って叫んでいる人の集まりって感じがする。
政治家とか有名人だけじゃなくて、全然知らない普通の人もその対象になる。
そしてどこの誰かも知らないその普通の人の観察がさもニュース然としてトレンドに登場し、大真面目にみんなのご意見を促す。
良くも悪くもそういうことがたくさん起きてる。素敵なものはこれでもかと皆で誉めて讃えて、胸糞悪いものはこれでもかと皆で叩き潰す。自分と意見の異なるグループのことは見下ろし合っている。
人がわーっと群がる対象はまるでサンドバッグみたいに(良くも悪くも)もみくちゃにされ、しばらくするとみんなはまたわーっと新しいサンドバッグに向かっていく。
社会的なアクションを起こすこと自体はいいと思ってるけど、Twitterだけにのめり込むと自分で冷静に考える間もなく正しいかもわからない情報と感情の波に飲まれてしまいそう。
そういうガツガツした人の流れに少し疲れた。
ちょっと私の考えすぎなところもあると思うけど、とにかくそう思えてしまったのでもうしばらくTwitterはいいや。
でも大きい地震か台風が直撃したらやっぱりまた見るかも。