ご満悦ブログ

日記とつぶやきの間。その日の頭の中のハイライト。

抱え込むなと言われても

辛くなったら一人で抱え込まないで。誰かに話してみよう。

そういう言葉を見聞きすることがどんなに増えたって、話を聞いてもらうことって案外難しいということは変わらない。

さほど仲良くない人の愚痴ほどつまらないものない。

仲良くたって、せっかく一緒に過ごしているときに愚痴に付き合うのは疲れるし楽しくないでしょう。

場合によって具体的なアドバイスが必要な時と、ただ共感してもらいたい時があって、後者の時に話し相手が反応に困ってしまうのもわかる。

 

結局、多少無理してでもなるべく暗いことは表に出さずに過ごすのが最善なんじゃないかと思う。周囲を困らせない。困らせるほど距離を置かれる。どうしても辛ければ一人でいる時に泣いたり何なりとすればいいか。

 

今週はダムが決壊したような週だった。ネガティブな感情が場所を問わず爆発してしまって、泣きたくなかったのに人前で泣いてしまったり、いろんな人に自分の思っていることについて話してしまったり。

その結果、何もいいことはなかった。

他人に伝えたところで楽にならないどころか、痛々しい目を向けられるか、共感してもらいたいだけなら話すなと言われるかで、余計に居心地が悪くなった。

泣いたのは制御できなかったものの、言葉や表情くらいはもっとコントロールしていかないとと思う。

ほんの少しでも何かポジティブなものを期待したことが馬鹿馬鹿しく思える。

自分のことは自分が救いたい。こうやってひたすら書いたり外へ行ったりすれば、少しずつ救われる。

 

「一人で抱えこまない」ことは、一人で達成できることじゃない。心の中でうんざりしていても根気よく相手になれる相当心の強い寛容な人が周囲にいないとそれは達成できないどうしても他人に伝えたければつとめて軽く。

だから「一人で抱え込んじゃダメだよ」みたいなアドバイスはもう真に受けない。